市立船橋野球部についてNEWSSCHEDULEMOVIEPHOTOBLOGLIVE

新年度を迎えるにあたり 市船野球部後援会 会長 市原裕明

2023.06.02

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陽春の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。市立船橋野球部後援会【市船Soul’s】は、令和5年4月1日に2年目を迎える事となりました、日頃より市船野球部へのご支援と市船野球部後援会活動へのご理解を賜り心より感謝申し上げます。

近年、公立高校では少子化などの影響を受けて、徐々に部活動を行う環境が悪化していると言われております。実際に私立高校との環境の違いは年々拡大しているように感じられます。私どもは、今後も市船が公立高校でありながら甲子園を狙える存在であり続ける為に、野球部への継続した経済支援を行う必要性を感じ、令和3年12月に市船野球部後援会【市船Soul`s】の設立準備を始めました。

市船野球部後援会(以下、後援会)の愛称【市船Soul`s】は、映画「二十歳のソウル」や「甲子園の神曲」として話題となりました、市船の応援曲“市船Soul”に由来しております。応援曲“市船Soul”は、市船吹奏楽部に所属されていた浅野大義さん(享年二十歳)が野球部応援曲として作曲してくださいました。

 私達は、浅野大義さんへの感謝といつまでも多くの方の記憶に留めておいて欲しいとのおもいから、ご家族の許しを得たうえで使用させて頂く事と致しました。

令和4年4月、後援会設立。後援会の活動テーマは『成長』とし、まずは身の丈にあった確実性の高い堅実な運営を心掛ける一方、SNSや公式サイトを活用し野球部の情報を積極的に高校野球ファンにお届けする、高校野球の新しい応援スタイルにチャレンジする中、同年8月に、15年ぶりに夏の千葉県大会を制し甲子園大会出場が決定致しました。甲子園では、神曲「市船Soul」とアルプスを埋め尽くした大応援団の後押しもあり、一回戦では沖縄県代表の名門興南高校に逆転勝利を収める等、充実した一年となりました。

今後もOB・OGは勿論、学校や野球部とこれまで接点が無かった方にも、市船野球部に興味を持って頂き、一緒に応援をして頂くことが出来ればと考えております。

後援会の運営は全てボランティアとして行われており、交際費、交通費、飲食費などの経費についても一切認めていない為、お預かりしているご寄付は100%野球部の為に使用されます。

後援会では、野球部の強化と地域貢献を目的として、当面、年間200万円程度を支援する事が出来ればと考えております。

設立初年度は、甲子園出場と映画「二十歳のソウル」の効果もあり多く注目を集まめましたが、支援体制はまだ脆弱であり楽観的になる事は出来ません。

お預かりしているご寄付は、野球部の意向に沿って大切に使わせて頂きます。

初年度、ご寄付は以下のように使用致しました。

・甲子園出場費用補助

(64万円)

・2022年秋大会合宿費用補助

(27万円)

・東北・北関東遠征費用補助

(36万円)

・聖光学園高校(福島県)

・学法石川高校(福島県)

・明秀日立高校(茨城県)

・仙台育英高校(宮城県)

・市船フェステバル        (市立船橋高校が行う野球教室)

(23万円)

 令和4年12月には船橋市運動公園野球場に於いて、甲子園に出場した3年生部員を中心に船橋市の学童野球チーム(小学生)に所属する約150名の少年少女を招待した野球教室が行われました。後援会では参加した少年少女全員に応援のお礼と野球教室参加記念として“甲子園出場記念Tシャツ”をプレゼント致しました。

市船では様々な部活動が盛んであり、野球部が自由にバスを使用する事は難しい状況です。130名を超える部員に多くの実戦経験を積ませたいと考える指導者の意向に沿って、後援会では大型バス(中古)の購入を検討して参りましたが、後援会においてバスを所有する事は予想以上に難しく、多くの問題をクリアしなければならない事から実現には至っておりません。

今年度、後援会が行う活動としては、昨年同様に夏のスタンドを緑に染めるSoul‘sTシャツ2023を返礼品とした募金活動、Twitterや公式サイトを活用したファン獲得の為の活動を継続致します。また、今年度は地域貢献活動の一環として、船橋市の野球を楽しむ少年少女達が肘の怪我等をしないように、防止対策などの面で協力できることがないか検討を始めたいと考えております。

後援会では、市船野球部を応援する活動(後援会活動)を一人でも多くの方に知って頂き、年齢、性別、これまでの野球部との関係性を問わず、多くの皆様に市立船橋高校野球部を応援して頂けるよう、微力ではございますが今年度も後援会運営スタッフ全員で精一杯頑張ります。令和5年度も皆様のご理解とご協力を心からお願い申しあげます。

最後に、集って話し合う事も憚られる中、休日を返上して後援会の為に尽力して頂きました運営スタッフに、心から感謝の意を申し上げます。

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